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2015年03月28日

第2のビックジャンプ!その2

いままでイメージしていた狩猟採集と農耕が始まった頃が実は・・・の話の続きです!

ビックジャンプって人類が社会的な枠組みを作った時期

分かりやすく言うとリーダー(先導者)が納める社会(小規模コロニー)から

チーフ(力をもった者)が納める社会(ムラ・地域)へと変わった時期って思えばいいです!

移動しながら食料を探しまくって

しかもいつ食べられるかわからないサバイバル的な狩猟採集の生活

未文明で野蛮だから、違う部族が現れると狩猟のための

縄張りのため争いばかりしていたって思ってません?

でもどうやらそうでもないようようなのです!


それでは縄文の時代からアプローチしていきますね!

実は思ったより食べるものが豊かだったみたいです!

周りに食べるものがいっぱいあったら作物を作りますか?

農耕をしなかったのではなくて必要としなかったのです!

なので朝から晩まで獲物を探してとか・・・

石矢や石斧で動物を狩るエリアの縄張り争いみたいに

違う部族とケンカばかりしていたとかじゃないようです!


労働の観点からいうと一週間に2・3日しか働かなくても良かったみたいです。

それに石矢とかも黒曜石とかを使っている物が多いのです。
第2のビックジャンプ!その2
黒曜石って、そこら辺に転がっている石ではなく、ある意味貴重な石です!

縄文の人々は黒曜石にもなにか不思議なエネルギー(波動)を感じて

狩猟に失敗しないため、また自然(神)から命を頂くものとして

呪術的な願いも込めて狩りに使っていたのではないでしょうか?

ちょっと視点を変えると、そんな貴重な石矢を武器に使います?

アチキだったらもったいなくて戦いに使うなら、すぐ手に入る物

例えば動物の骨とかを加工して石矢にします。


それに定住せず移動するのにも意味があったみたいです。

夏は海岸近くの海で魚や貝を捕って生活して

今度は秋頃に山の方で食料が実る頃に

そこで収穫したモノを、わざわざ海側の自分たちのコロニーまでピストンで持ってくるより

コロニーごと移動して、そこで食べて冬を越した方がエネルギーロスが抑えられません?


あとは衛生面です。

定住した人が多くなると生活排水とかも問題になります。

トイレとか排水溝とかの施設の構築ですね。

ちゃんと衛生的にしておかないと、そこから病気が発生します。

ですが少人数で移動とかしてると、自然が生活排水も衛生的に処理してくれます。

イヌイットとかネイティブアメリカンは反対に衛生的に生活していました。


野蛮で不衛生な狩猟採集のイメージ変わりました?
第2のビックジャンプ!その2
実は平和的で豊かに住ごしていたみたいです!

次は農耕、弥生時代からについて書いてみましょうね!


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Posted by スナブキン at 08:00 │世間話